この度わたくしは貴重な体験をしてしまいました。笑えないことだけど色々と面白かったです(笑)
気が付いたらオデコに出来物ができていて、最初は何か分からず、吹き出物か虫刺されだと思いその上からファンデーションとパウダーで隠していました。
2.3日するとピリピリ痛くなり、できている方の頭半分、頭皮が痛くなったのです。
髪をキツく縛って解いた時の感じです。
それが、暫く続いたら熱が出てきました。
20年ぶりの熱でびっくりしましたが、どうして頭が痛いのかわからず、オデコの出来物もピリピリするし、もし虫刺されの熱なら、何か菌かウイルスが入ったのかと思い、自己免疫で乗り切ろうと思っていました。
夫が解熱剤を飲む?と言ってくれましたが、今、何かと戦ってるから飲まない!
と言って頑張っていました(笑)
熱が出てから2日目の夕方、たまたま友人とメールをしいて、虫刺されかもしかしたら、皮膚癌かも!
と私が言ったら、ちょっと写真見せて!
と言われ、オデコと瞼に移った虫刺されの写真を送ったら…
これは帯状疱疹かヘルペスだし、目の近くで危険なので一刻も早く病院へ行って下さい!
と言われて、とりあえず前回のインターナショナルSOSに電話をして準備をしました。
そして、仕事から少し早く帰った夫が、以前お世話になったアージェントケアへ連れて行ってくれました。
やはり帯状疱疹らしく目の近くにあるから失明の危険があるので、直ぐにERへと言われ、びっくりした夫が車をぶっ飛ばして、初めてのERへ連れて行ってくれました。
ERの玄関には毛布に包まって順番待ちをしているような人達も何人かいました。
受付けで、経緯を聞かれ説明を済ませて、暫く待合室で待っていました。
失明するかもしれないと言われたので、失明したらどんな感じになるんだろうと思い視力検査のように、左目だけ閉じて、周りを見て、こんな感じになるんだなと確認して、
もし、そうなった場合は受け入れるしかないなぁと意外に冷静な私でした(笑)
名前を呼ばれて中に入ると、ドクターのような方が現れ、また経緯を聞かれました。
あれ?さっき説明して私の話をパソコンに入力していたよね?2回目の説明!
そして、再び待合室…
次は個室に呼ばれました。以前のアージェントケア体験の記事にも書きましたが、アメリカは個室で各担当の方を待つという診察方法です。
最初に、血圧測り係の方が入ってきました。
その前に経緯を教えて下さい!と
えーーー!
はい、3回目の説明!
その方は細かく私の話をメモしていました。
そして、次に現れた方が眼科の女性ドクターでした。
経緯を話して!
えーーーー!
さっきの人、あんなに詳しくメモしていたのに
伝えてないんだぁ…(@_@)
あのメモは何のため?
そして、4回目の説明…
部屋の隅っこで、荷物を持って座っている夫を見たら、同じ話を何度も繰り返している私が面白かったらしく、かなり笑いを堪えていました(笑)
最初の病院を入れると、この日6回目の説明で、最後には自分の意思とは関係なく、口が勝手に喋ってくれるお人形のようになっていました(笑)
そして検査をしていただいたら、まだ目には移っていなかったようでホッとしました。
アメリカンジョークが楽しいドクターでした(笑)
病院が終わったのが丁度23時だったので、薬局には間に合わず、翌朝から薬を10日間飲みようやく治ったようです。
熱があったあの時に、もしその友人とメールをしていなかったら、手遅れになっていたかもしれません。
不幸中の幸いだけど、本当にラッキーでした♡
虫刺されのような出来物ができた時には皆さまもお気を付け下さいね!痒くはなくピリピリしますよ。
初めてのER内は、チラッと見かけたところ私以外の患者さんはやはりとても重症っぽかったです。
緊急救命室の名の通り…
ドクターやスタッフの方々は勿論、日本人ではないし、不謹慎にもその風景はまさにERのドラマを観ているような感覚でした。ちょっとハラハラドキドキの体験でしたが、今回のこともいつかは良い思い出になると思います(笑)
請求書は一体いくらくるのか、怖いような楽しみなような…(-.-)y-., o O
アージェントケアの記事
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https://www.us-beautiful-life.com/entry/2021/07/31/043840