日本の成人式といえば二十歳ですが、メキシコでは18歳でお酒が飲めるようになるそうです。
昨夜は友人の娘さんの15歳の誕生日パーティーにご招待して頂きました。
とてもとても素敵なパーティーでした♡
メキシコではスペイン時代から女の子は15歳で大人になるそうです。
その成人のパーティー、センキラニェーラは盛大に行われます。
センキアニェーラはスペイン語の女性名詞のことだそうです。
女の子の妊娠がわかった時点から、そのイベントのために貯金を始めるとか…
女の子が大切にされていることが窺えます。
そんなパーティーの招待状が届き、ドレスコードは正装。時間は18時半から翌日1時まで…(*☻-☻*)長っ
正装といえばロングドレス？
アメリカへ来る時に5着くらいのパーティードレスを持って来ましたが、着てみるとこの3年間でおデブになったため、ファスナーが閉まらず、結局ストンとしたドレス一着の選択肢以外にありませんでした（笑）
着るものが決まると、次はプレゼント探しでした。
結婚式のようなパーティーでもあるし、お祝儀をすればいいのか、その文化はあるのか相場はどれくらいなのか…
15歳の女の子のプレゼントはなかなか思い浮かばず、香水にしようかアクセサリーにしようかと悩み、最終的にスワロのネックレスを買いました。
当日、会場に入ると…
とてもラブリーでゴージャス♡♡♡
生バンドの演奏が途切れることなく続き…
途切れることなく様々なダンスも続きます♡
名前入りカップ…
パパとの入場…
一瞬、天井を見上げたお父様の顔には、何か覚悟を決めたようなものがありました。
結婚式でもないのにバージンロードを歩く花嫁の父のような…（´-`）
みんなに見守られながらのダンス…
ダンスが終わり、娘さんが泣いているのをお父様がヨシヨシしていました。
ビデオを撮っていた私ですが、踊り終わった時に感動して涙が出ました。
ダンスの曲の意味を、後でお母様に教えて頂いて、更に感動しました。
『私があなたを抱いていた時から、早15年が経ちました。あなたは私にたくさんの喜びを与えてくれました…
そのことを覚えておいて下さい。
あなたが私から離れることがないようにお願いすることができればいいのに…
これ以上大きくならないで！』
意訳すると多分このような意味です。
娘が離れていくのを寂しく思う父親の気持ちでした。。。
娘がいる人は娘のことを思い浮かべ、娘のいない私は、自分と年老いた父のことがオーバーラップしました。
同じテーブルにいた日本人家族の娘13歳に父親が2年後に同じことやろうか？と聞いたら、
絶対イヤ！と言われたそうです（笑）
その気持ちとても良くわかったので、笑ってしまいました。
私も思春期に、父にダンスをやらされとても嫌だった記憶があります（笑）
そして…
ケーキ入刀…
結婚式じゃん！（笑）
1人でだけど(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
ここはパパとじゃなくてホッとしました！（笑）
センキラニェーラという日本にはない文化、習慣を見ることができて、とても貴重な体験になりました。
ドラマチックなパーティーに参加させて頂きとても嬉しかったです♡
