クリスマス休暇、2日目はチャールストンから車で2時間のところにあるジョージア州サバンナへ向かいました。
サバンナは州内で一番古い人口14万人ほどの小さな港湾都市です。
かつてはチャールストンと同じように奴隷貿易の拠点になっていました。
最初にサバンナに住み始めたのはスペイン、ポルトガル人だったそうです。
その後、イギリスの植民地へとなっていきました。
着いて先ず、向かった先はフォーサイス•パーク(Forsyth•park)でした。
サバンナで一番大きな公園緑地だそうです。
樫の木と、日本ではお洒落なカフェなどで見かけるアメリカ南部の植物、スパニッシュ•モスがサバンナらしさを放っていました。
気候が良い時にはお散歩だけでも気持ちよさそうです。
公園内にある有名なら噴水辺りもクリスマスらしい装飾がされていました。
この日も寒い氷点下…
噴水の水は凍っていました(笑)
そして、次は歴史ある邸宅。
The Owens Thomas House
https://www.telfair.org/visit/owens-thomas/
奴隷商人が所有していた当時の大邸宅です。
イギリス人の建築家により、リージェンシー様式の建物になっています。
邸宅と中庭を挟んで建っている奴隷の家。
この部屋で何人かの人達が一緒に住んでいたそうです。
邸宅の裏口です。
中に入ってみると…
リビング
ダイニング
子供部屋
プランテーションと同じく複雑な気持ちになりました。。。
展示されていた黒人人形。。。
テキサスは少し事情が違いますが、同じように奴隷制度があった南部に住みつつ、ルイジアナ、サウスキャロライナ、ジョージア州のこのような邸宅見学を体験し、その歴史にどれだけ思いを馳せてみても、ほぼ同じ肌の色をした人々が暮らす日本で生まれ育った私には、頭で理解できても、心ではわからないことだらけです。。。
またまた色々なことを深く感じ、知りました。
次は〜教会!
The Cathedral Basilica of St.John the Baptist
https://savannahcathedral.org/
マルタ騎士団の設計士によって設計された教会です。アメリカ南部で最も綺麗な教会と言われているそうです。
残念ながら私達は、中に入ることができなかったのですが、外観はとても美しく見惚れてしまいました♡
他にもいくつかの教会がありましたよ。
次は、歴史を感じるリバーストリート(River Street)
リバーストリートからは、富士山の山のようなTalmadge Memorial Bridgeが見られます。
青空にこの真っ白な橋が映えました!
川に停泊していた遊覧船?
船のベランダも南部の住宅と同じようなヨーロッパ調でした♡
石畳の道路と歴史ある建物が並び、とてもノスタルジックな雰囲気でした。
ルイジアナにもありましたが、南部は歴史的にお化けでも有名で、お化け屋敷やゴースツアーというものもあります。
私は結構、敏感な方なのですが、夫が全くなのでアメリカでの旅行は、鈍感な夫のお陰で助かっています(笑)
そして可愛いいショップが並ぶエリアへ…
こちらには、お土産やお菓子や色々なものが販売されていました。
サバンナはこじんまりとした街なので、チャールストンからの日帰りでも十分楽しめそうです。
アメリカに住む前はアメリカといえば、それまでに来たことのあったロサンゼルス、、ラスベガス、ニューヨークのイメージでしたが、こちらに来てあちこち訪れてみると、アメリカの大半が大自然です。そして、ヨーロッパの文化がふんだんに残るアメリカ南部。
ニューヨークやシカゴの高層ビルも素敵だけど、ネイティブアメリカン、アフリカ、ヨーロッパ文化がミックスされた歴史ある南部は味があり1番好きになりました。
アメリカにいながらヨーロッパを感じられるところ…そして、何より人がいいところ…
今回の旅でも、人の優しさ温かさを感じました。目が合ったらニコッと微笑んでくれるフレンドリーさも大好きです♡
ブログ③では、そんな文化の一つ、チャールストン、サバンナで美味しかった南部料理レストランのご紹介をします。
続く…
https://www.us-beautiful-life.com/entry/2022/12/29/052611