日本のマンションでは狭くて、置くことのできないクリスマスツリーも、アメリカのリビングなら余裕で置くことができます。
一年目は日本に帰ってから使えないクリスマスツリーを買うことに躊躇していましたが、
昨年は思い切って買いました。
アメリカでしか出来ないことはやっておこうと…
12月に入ってから思いつきで買ったので、少しの間しか綺麗なツリーを観ることができませんでした。
今年は、早く準備しようと11月8日にツリーを出しました(笑)
今回までzoom授業が続いているのですが、授業中に、画面に映ったクリスマスツリーに、先生が、日本人はクリスチャンですか?と聞かれました。
先生からすると嫌味でもなく、単純に素朴な疑問だったのです。
私が物心付いた頃から、クリスマスになると母がクリスマスツリーを飾り、ケーキも買ってくれました。
完全に日本の文化に溶け込んでしまっているクリスマスイベントですが、クリスマスはキリストの生誕を祝う行事です。
日本人の1%くらいはクリスチャンの方がいらっしゃるようですが、大体は仏教です。
でも4月8日花まつりのお釈迦様の生誕の日を祝う人達は少ないように思います。
逆の立場を想像すると先生が言われた質問に納得します。
ESLの中でも宗教行事の話になると、日本人の私達は自国の宗教のことをよくわかっていなくて、
返事に困ることが度々あり、日本人は信仰心がないのかと勘違いをされることがあります。
信仰心という言葉もしっくりしませんが…
日本にいる時は月一で神社にお礼参りにも行っていたし、アメリカに来る時も神棚を持ってきて、写経も週一でやっています。
信仰心があるといえばあるのかもしれないです。
でも一般的に日本人は、神様を信じるというより、周りの人や物に対して敬意を払うという意識の方が強いような気がします。
なので、自分達以外のものにも敬意を払って受け入るのではないのでしょうか。
日本には八百万の神、身の回りの様々なものに神様が宿ると言われていることからも、その影響が魂に染みているのかもしれません。
ただクリスマス、ハロウィン、バレンタインデーに関しては、そんな深い考えではなく、ただ単にイベントとして楽しみたいし、商業的には経済効果もあり、特にデメリットはないと思います。
外国人の方から見ると不思議な日本人ですが、行事の本来の意味も知り、頭の中を整理してきちんと答えられるようにしようと思いました(笑)
少し前に、サンクスギビングでホームレスのような人達に配る食料を、袋に詰める作業のために教会へ行ってきました。
教会のこのようなイベントは、とても好きです。アパートでもサンクスギビングの前になると食料を集めています。
ホームレスを見かけたら、少し怖くなり目を合わせないようにしてしまいがちですが、私も何度かお金を渡したことがあります。
それは、アメリカの人達がお金を渡している姿を何度か見たからです。
普段から、人に優しいのはキリスト教の教えもあるからだろうと思います。
資金が入ったら寄付をしようという思いはあっても、自分のことでいっぱいいっぱいの時になかなかそれはできないことだと思ってしまいますが、それは関係なく少しでもとされてる話も聞きます。
私が、以前ハワイで土砂降りの雨の中歩いていたら、ホームレスの方が傘を持って行け!と私に渡そうとしました。
私はその方が濡れてしまうので、いいです!と拒否しましたが、それでも差し出そうとされて本当に優しい方でした。
キリスト教もイスラム教も仏教も、他のものも、最終的には、どれも人の気持ちを愛に導くためのかもしれないと思います。
結局、話の終着点が見つからなくなりました(笑)
明日からサンクスギビング休暇です。
私達は、ノースキャロライナの方へ行ってまいります。
今からクリスマスまでウキウキしたシーズンになります。
皆さまも良い休日をお過ごし下さいね♡
Have a nice wonderful week!!!(*☻-☻*)